クロコダイルのマーフォーク口座
2008年5月26日コメント (1)口座だけに振り込みな!(挨拶
タイトルは誤変換ですが、特に意味はありません
−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
以前http://diarynote.jp/d/41843/20080515.htmlで見つけたデータの話にさかのぼります
wizardsのHPからTournament centerに海外の国別選手権(たしかアメリカ?)予選のデッキが載っていたので見ていた
いつものごとくネタデッキがないか、だけど
当然ながらエルフ・ヒバリ・フェアリーはどこでも勝ってる。至極当然。
というところでデッキをメモしていたらふとあることに気がつく
マーフォーク意外と多くね?
それに気づいてから数を改めて数えなおしてみると、どうも赤単より多く、およそビッグマナに並ぶ数入賞していた。
つまり、日本では知られていないが、マーフォークは間違いなく第2メタデッキなのである。
これは、多くのマーフォークのサイドに《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin(TSB)》が投入されていることが裏付けている
まずは典型的なリストを前の環境のものから
おおっと、とりあえず拾ったレシピには早速《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin(TSB)》が投入されてなかったw
まずマーフォークデッキの鉄板生物軍
8ロード+銀エラ+旗騎士、そして誘惑撒き。およそこの構造は崩れない。ここに《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide(LRW)》や《潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic(LRW)》、《呪文書の盗人/Grimoire Thief(MOR)》などを投入するバージョンも存在する。
また、《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》と《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》のコンボは強力で
石ころで軽減した銀エラキャスト→騎兵で土地をアンタップ
と、0マナで展開することができ、《賢人の消火/Sage’s Dousing(MOR)》をかまえるマナまで残すことができる(旗騎士2体なら残すマナは1マナでかまわない!)
そしてカウンターは
の3種類が主である。《賢人の消火/Sage’s Dousing(MOR)》はこのデッキにおいて大変強力なカウンターで、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》に並ぶ優秀さをもつ。青命令は説明するまでもなく。そして追加に《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》を入れることがある。
そこでなぜ《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》が投入されないのか?という疑問がある。というところでこのデッキを一度回してみるとしよう。
これでおよそブンブンなうごきである。ここで、2T目に動くのは必須であるし、3T目もさらなる展開+強化を行いたい。
と、なるとカウンターが2マナである必要はなく、むしろ3マナ〜4マナの強力なカウンターでもまったくかまわないし、ましてカウンターより優先して《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を展開することもあるため、いよいよ2マナカウンターである必要性は低い。
ドロースペルに関しては
が投入されている。
これに関してはビジョンはともかくとして、思案に関しては単純によりよい2ターン目のアクションをめざして投入される
さて、ここであらためてPTハリウッドで2位と大活躍だったマーフォークデッキを見てみよう
鉄板パーツの枚数の調整のほかは、カスタムパーツ的な生物群に加え、《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》が投入されている。こいつは他のDay 2 Deckを見ても、およそすべてのデッキに投入されている優れた生物で、1マナの歩く《魔力の乱れ/Force Spike(7ED)》モドキが弱いわけがない、という後付評価な自分
そして、《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》を投入したことで《思案/Ponder(LRW)》は抜け落ち、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》が2枚にまで削られているが、これは《潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic(LRW)》を含めて1マナ圏生物の重要性を高めた結果こうなったと推測される。事実、手札を将来的に肥やすより、2か3T目のロードによりクロックを挙げたほうが強力であるし、優先すべきアクションだと考える。
さて、ここまできてなぜマーフォークが勝てるのか?という話になるがヒバリとフェアリーに鬼のように強いことに他ならない。
旗騎士、騎兵を含めた神話を思わせる高速展開はヒバリを圧倒し、また島渡りにより《苦花/Bitterblossom(MOR)》を蹂躙する。
そして中盤以降は優秀なカウンターで固める。《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でもおいつかない超展開を可能にする。
だが、今まで日本を含め活躍が控えられていた原因が、エルフの勢力である。
マナエルフや2マナ3/3、トークン生み出すロードなどなど。サイズでも単体性能でも負けてしまう。ダブルロードで押さえにかかっても結局はガラクや転置によっていなされて敗北してしまう。
現在ではモーニングタイド後、フェアリー、ヒバリの勢力の活動の活発化により、それを食う存在としてたいへん珍重されている。
このPTを機に日本でもマーフォークは大活躍することと思われる。
マーフォークはそれぞれのシナジーによりつながっているため、単体除去を増加させるとか、単純に赤を使うのも手である。同キャラにおいて《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin(TSB)》が強いのは明白で、《太陽の槍/Sunlance(PLC)》で要所をツブすのもアリである。
−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
というわけでマーフォークかわいいよマーフォークというのが結論な爬虫類です。
そこ、ワニより魚のほうが優秀でアワレwwwとか言わない
サイドは解説しなくていいですよね?
昨夜はドラフトを午前3時ごろまでやっての3人チーム戦で「この環境のドラフトやってないオレでも弱いとわかる」と言わしめるデッキで2−1してチーム勝ちし、《大爆発の魔道士/Fulminator Mage(SHM)》と《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》ゲトでウマーでございました(大爆発×2と亜神で全員ウマー)
さて、構築ですよ構築!
(追記)
うpし終わってprivate square見たらhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3446822
こんなのがあがってた。
こっちのほうが見やすいしわかりやすいのでこちらをどうぞ!
タイトルは誤変換ですが、特に意味はありません
−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
以前http://diarynote.jp/d/41843/20080515.htmlで見つけたデータの話にさかのぼります
wizardsのHPからTournament centerに海外の国別選手権(たしかアメリカ?)予選のデッキが載っていたので見ていた
いつものごとくネタデッキがないか、だけど
当然ながらエルフ・ヒバリ・フェアリーはどこでも勝ってる。至極当然。
というところでデッキをメモしていたらふとあることに気がつく
マーフォーク意外と多くね?
それに気づいてから数を改めて数えなおしてみると、どうも赤単より多く、およそビッグマナに並ぶ数入賞していた。
つまり、日本では知られていないが、マーフォークは間違いなく第2メタデッキなのである。
これは、多くのマーフォークのサイドに《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin(TSB)》が投入されていることが裏付けている
まずは典型的なリストを前の環境のものから
Jordan Weber
6th Place - Cedar Rapids
View a sample hand of this deck
Main Deck
60 cards
4 Adarkar Wastes
1 Gemstone Mine
2 Island
4 Mutavault
8 Snow-Covered Island
4 Wanderwine Hub
23 lands
4 Lord of Atlantis
4 Merrow Reejerey
4 Silvergill Adept
4 Sower of Temptation
4 Stonybrook Banneret
20 creatures
4 Ancestral Vision
4 Cryptic Command
4 Ponder
2 Remove Soul
3 Sage’s Dousing
17 other spells
Sideboard
4 Flashfreeze
2 Magus of the Moat
1 Plains
2 Remove Soul
2 Reveillark
4 Teferi’s Moat
15 sideboard cards
おおっと、とりあえず拾ったレシピには早速《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin(TSB)》が投入されてなかったw
まずマーフォークデッキの鉄板生物軍
Lord of Atlantis
Merrow Reejerey
Silvergill Adept
Sower of Temptation
Stonybrook Banneret
8ロード+銀エラ+旗騎士、そして誘惑撒き。およそこの構造は崩れない。ここに《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide(LRW)》や《潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic(LRW)》、《呪文書の盗人/Grimoire Thief(MOR)》などを投入するバージョンも存在する。
また、《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》と《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》のコンボは強力で
石ころで軽減した銀エラキャスト→騎兵で土地をアンタップ
と、0マナで展開することができ、《賢人の消火/Sage’s Dousing(MOR)》をかまえるマナまで残すことができる(旗騎士2体なら残すマナは1マナでかまわない!)
そしてカウンターは
Sage’s Dousing
Cryptic Command
Remove Soul
の3種類が主である。《賢人の消火/Sage’s Dousing(MOR)》はこのデッキにおいて大変強力なカウンターで、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》に並ぶ優秀さをもつ。青命令は説明するまでもなく。そして追加に《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》を入れることがある。
そこでなぜ《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》が投入されないのか?という疑問がある。というところでこのデッキを一度回してみるとしよう。
1T 《祖先の幻視》
2T 《石ころ川の旗騎士》
3T 《メロウの騎兵》《銀エラの達人》
4T 《アトランティスの王/Lord of Atlantis(TSB)》
これでおよそブンブンなうごきである。ここで、2T目に動くのは必須であるし、3T目もさらなる展開+強化を行いたい。
と、なるとカウンターが2マナである必要はなく、むしろ3マナ〜4マナの強力なカウンターでもまったくかまわないし、ましてカウンターより優先して《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を展開することもあるため、いよいよ2マナカウンターである必要性は低い。
ドロースペルに関しては
Ancestral Vision
Ponder
が投入されている。
これに関してはビジョンはともかくとして、思案に関しては単純によりよい2ターン目のアクションをめざして投入される
さて、ここであらためてPTハリウッドで2位と大活躍だったマーフォークデッキを見てみよう
Jan Ruess
Pro Tour-Hollywood Top 8
View a sample hand of this deck
Main Deck
60 cards
4 Adarkar Wastes
1 Faerie Conclave
4 Mutavault
11 Snow-Covered Island
4 Wanderwine Hub
24 lands
4 Cursecatcher
4 Lord of Atlantis
4 Merrow Reejerey
4 Silvergill Adept
3 Sower of Temptation
3 Stonybrook Banneret
2 Sygg, River Guide
2 Tideshaper Mystic
2 Venser, Shaper Savant
28 creatures
2 Ancestral Vision
3 Cryptic Command
3 Sage’s Dousing
8 other spells
Sideboard
4 Burrenton Forge-Tender
1 Cryptic Command
2 Reveillark
2 Serrated Arrows
1 Sower of Temptation
3 Sunlance
2 Unsummon
15 sideboard cards
鉄板パーツの枚数の調整のほかは、カスタムパーツ的な生物群に加え、《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》が投入されている。こいつは他のDay 2 Deckを見ても、およそすべてのデッキに投入されている優れた生物で、1マナの歩く《魔力の乱れ/Force Spike(7ED)》モドキが弱いわけがない、という後付評価な自分
そして、《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》を投入したことで《思案/Ponder(LRW)》は抜け落ち、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》が2枚にまで削られているが、これは《潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic(LRW)》を含めて1マナ圏生物の重要性を高めた結果こうなったと推測される。事実、手札を将来的に肥やすより、2か3T目のロードによりクロックを挙げたほうが強力であるし、優先すべきアクションだと考える。
さて、ここまできてなぜマーフォークが勝てるのか?という話になるがヒバリとフェアリーに鬼のように強いことに他ならない。
旗騎士、騎兵を含めた神話を思わせる高速展開はヒバリを圧倒し、また島渡りにより《苦花/Bitterblossom(MOR)》を蹂躙する。
そして中盤以降は優秀なカウンターで固める。《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でもおいつかない超展開を可能にする。
だが、今まで日本を含め活躍が控えられていた原因が、エルフの勢力である。
マナエルフや2マナ3/3、トークン生み出すロードなどなど。サイズでも単体性能でも負けてしまう。ダブルロードで押さえにかかっても結局はガラクや転置によっていなされて敗北してしまう。
現在ではモーニングタイド後、フェアリー、ヒバリの勢力の活動の活発化により、それを食う存在としてたいへん珍重されている。
このPTを機に日本でもマーフォークは大活躍することと思われる。
マーフォークはそれぞれのシナジーによりつながっているため、単体除去を増加させるとか、単純に赤を使うのも手である。同キャラにおいて《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin(TSB)》が強いのは明白で、《太陽の槍/Sunlance(PLC)》で要所をツブすのもアリである。
−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
というわけでマーフォークかわいいよマーフォークというのが結論な爬虫類です。
そこ、ワニより魚のほうが優秀でアワレwwwとか言わない
サイドは解説しなくていいですよね?
昨夜はドラフトを午前3時ごろまでやっての3人チーム戦で「この環境のドラフトやってないオレでも弱いとわかる」と言わしめるデッキで2−1してチーム勝ちし、《大爆発の魔道士/Fulminator Mage(SHM)》と《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》ゲトでウマーでございました(大爆発×2と亜神で全員ウマー)
さて、構築ですよ構築!
(追記)
うpし終わってprivate square見たらhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3446822
こんなのがあがってた。
こっちのほうが見やすいしわかりやすいのでこちらをどうぞ!
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