マジックにおける「負け」の研究 その1(修正版)
2009年5月17日 TCG全般 コメント (6)皆様日曜の夜、いかが鬱にお過ごしでしょうか
早めに寝なきゃいけないんですが、ちょっと風呂にはいってる間にふと長文を書きたくなりました
かなり長くなりそうなので何部かにわかれることになりますが、暇な方はお付き合いいただければ…
0、はじめに
あるときMOをしていて、「土地引きすぎorz」「相手トップ強すぎワロタ」と負けが積み重なっていたことがありました。「なんか運がないなー」とただ考える日々でしたがふと、「これって本当に運がなくて負けているのか?」という疑問が浮かびました。
その後この「不運」とはなんなのか?ということを(あくまで浅い知識による)論理的思考をもちいて考えていくことで、真の負けの原因が見つかるのではないかと考えました。
日々マジックをする中で「運で負けた・・・」とただ不快な気分に陥いるのはあまり良くないことです。そんな中で改めて「なんで負けたのか」を考えることから、原因と改善点を見つけ出せるようになります。そうすることで、少しでも目標立ててプレイするようになれれば、楽しくマジックできるようになれるのではないでしょうか?
過去は振り返らないという方、爬虫類程度の話は聞いてられないという方むきでは御座いませんので、最初にお断りさせていただきます。
1、マジックで「負けた」理由
まず日ごろマジックをしていて、負けたときについつい口にしてしまう「理由」を洗い出してみたいと思います。ちなみにこの理由にはいわゆる「いいわけ」も含みます
・・・・これぐらいですかね
さて、これをまず理由を分類してみたいと思います
・・・とこの3つに分けられそうです。順に見ていきましょう。それぞれを見直していくと真の理由ですとか分類の仕方が変わって本当の原因を見つけることができるかもしれません。
○対戦相手によるもの
・相手のプレイングがうまかった
まずこれはたとえば相手の計算高いゲーム展開にもちこまれた、自分が思いつかないような奇抜なプレイングをされた、など対戦相手の強さによる要因です。これは言い換えると「自分が下手だった」ということではないでしょうか。自分を原点にすれば相手が上ですが、相手を基準とすれば自分のほうが下となるわけです。要は対戦相手と同等かそれ以上であれば・・・という要素なので、これを分類の2つ目「自分自身の過失」に分類しなおすことにします。
・相手のデッキに対して相性が悪かった
競技大会において、対戦相手がほとんどランダムに決められ、一般に1つのデッキで出場するうえでは避けられない問題です。「当たり運」とは確かに存在する問題で、プレイングや引きではどうにもならない敗北のひとつです。どうにかして避けられないかという部分ですがこれはまた次の段階で考えてみたいと思います。
・相手にシャミられたorサマされた
マジックというゲームは確かにカードを使ったゲームですが、カードと運だけで勝つわけではなく、対戦相手とのコミュニケーションを含んでいます。そういったなかで、相手の不正な行為・非紳士的な行動により敗北してしまう・・・そんなこともあるかもしれません。こういったことを防ぐのは無理なのかもしれませんし、もしかしたら自分が目を見張っていれば防ぐことができるかもしれません。・・・ただ今回お話するには話の論点がズレ過ぎている感が否めないので今回は除外したいと思います
・この人とは相性が悪い
対人メタといいますか、人間的相性というのが発生する場合があります。これは多くの対戦経験から生み出された理由でしょう。「何度も」という部分で行くと、統計的に考えれば運の要素ではないと考えられるかと思います。そうするtp対戦相手との考え方の違い、プレイングの違い、といういわゆる「相手のプレイングがうまかった」に含まれる部分ではないかと思われます。ということで今回はこれを「相手のプレイングがうまかった」に含めて考えていきます。
そしてこれにはもう一つ、自分の使うデッキの傾向、相手の使うデッキの傾向による「相手のデッキに対して相性が悪かった」という部分もあるでしょう。マジックをプレイするのが一個人である限り、こういった現象も生まれるはずです。
・・・またこれについて、よくある話で「良い思い出より悪い思い出の方が残りやすい」というものがありますが、ある特定の人に負けたというイメージが強くなってしまうことがあります。実は勝ち越しているのに「よく負ける」というイメージが強いせいでこのように考えてしまうことが起きるのです。ここは精神的、心理的な部分ですが。
・相手がブンした
カードゲームの性質上ブン回りというものが存在します。逆に自分のデッキが思わしく回らないということもあります。
今回のお話では「果たして運だけなのか」ということが主題となっていますが、このブン回りというものがただ「運」によって生み出されたものなのか、逆に「運がなくて」自分のデッキが回らなかったのか・・・・これも後ほど詰めて考えてみましょう。
--------------キリトリ------------------
というところでいい感じに眠くなってきたのでオチます
明日につづ・・・くと思います
元気があれば・・・・orz
早めに寝なきゃいけないんですが、ちょっと風呂にはいってる間にふと長文を書きたくなりました
かなり長くなりそうなので何部かにわかれることになりますが、暇な方はお付き合いいただければ…
0、はじめに
あるときMOをしていて、「土地引きすぎorz」「相手トップ強すぎワロタ」と負けが積み重なっていたことがありました。「なんか運がないなー」とただ考える日々でしたがふと、「これって本当に運がなくて負けているのか?」という疑問が浮かびました。
その後この「不運」とはなんなのか?ということを(あくまで浅い知識による)論理的思考をもちいて考えていくことで、真の負けの原因が見つかるのではないかと考えました。
日々マジックをする中で「運で負けた・・・」とただ不快な気分に陥いるのはあまり良くないことです。そんな中で改めて「なんで負けたのか」を考えることから、原因と改善点を見つけ出せるようになります。そうすることで、少しでも目標立ててプレイするようになれれば、楽しくマジックできるようになれるのではないでしょうか?
過去は振り返らないという方、爬虫類程度の話は聞いてられないという方むきでは御座いませんので、最初にお断りさせていただきます。
1、マジックで「負けた」理由
まず日ごろマジックをしていて、負けたときについつい口にしてしまう「理由」を洗い出してみたいと思います。ちなみにこの理由にはいわゆる「いいわけ」も含みます
・相手のプレイングがうまかった
・相手のデッキに対して相性が悪かった
・ライフの計算を間違えていた
・カードの効果を勘違いした
・土地を引きすぎた(マナフラッド)
・土地事故した
・色事故を起こした
・相手がブンした
・有効牌を引かなかった
・メタを間違えた
・プレイミスした
・サイドミスした
・メタ外に当たった
・X回マリガンした
・引きがかみ合わなかった
・相手にシャミられたorサマされた
・この人とは相性が悪い
・・・・これぐらいですかね
さて、これをまず理由を分類してみたいと思います
○対戦相手によるもの
・相手のプレイングがうまかった
・相手のデッキに対して相性が悪かった
・相手にシャミられたorサマされた
・この人とは相性が悪い
・相手がブンした
○自分自身の過失
・ライフの計算を間違えていた
・カードの効果を勘違いした
・メタを間違えた
・プレイミスした
・サイドミスした
○運
・土地を引きすぎた(マナフラッド)
・土地事故した
・色事故を起こした
・有効牌を引かなかった
・メタ外に当たった
・X回マリガンした
・引きがかみ合わなかった
・・・とこの3つに分けられそうです。順に見ていきましょう。それぞれを見直していくと真の理由ですとか分類の仕方が変わって本当の原因を見つけることができるかもしれません。
○対戦相手によるもの
・相手のプレイングがうまかった
まずこれはたとえば相手の計算高いゲーム展開にもちこまれた、自分が思いつかないような奇抜なプレイングをされた、など対戦相手の強さによる要因です。これは言い換えると「自分が下手だった」ということではないでしょうか。自分を原点にすれば相手が上ですが、相手を基準とすれば自分のほうが下となるわけです。要は対戦相手と同等かそれ以上であれば・・・という要素なので、これを分類の2つ目「自分自身の過失」に分類しなおすことにします。
・相手のデッキに対して相性が悪かった
競技大会において、対戦相手がほとんどランダムに決められ、一般に1つのデッキで出場するうえでは避けられない問題です。「当たり運」とは確かに存在する問題で、プレイングや引きではどうにもならない敗北のひとつです。どうにかして避けられないかという部分ですがこれはまた次の段階で考えてみたいと思います。
・相手にシャミられたorサマされた
マジックというゲームは確かにカードを使ったゲームですが、カードと運だけで勝つわけではなく、対戦相手とのコミュニケーションを含んでいます。そういったなかで、相手の不正な行為・非紳士的な行動により敗北してしまう・・・そんなこともあるかもしれません。こういったことを防ぐのは無理なのかもしれませんし、もしかしたら自分が目を見張っていれば防ぐことができるかもしれません。・・・ただ今回お話するには話の論点がズレ過ぎている感が否めないので今回は除外したいと思います
・この人とは相性が悪い
対人メタといいますか、人間的相性というのが発生する場合があります。これは多くの対戦経験から生み出された理由でしょう。「何度も」という部分で行くと、統計的に考えれば運の要素ではないと考えられるかと思います。そうするtp対戦相手との考え方の違い、プレイングの違い、といういわゆる「相手のプレイングがうまかった」に含まれる部分ではないかと思われます。ということで今回はこれを「相手のプレイングがうまかった」に含めて考えていきます。
そしてこれにはもう一つ、自分の使うデッキの傾向、相手の使うデッキの傾向による「相手のデッキに対して相性が悪かった」という部分もあるでしょう。マジックをプレイするのが一個人である限り、こういった現象も生まれるはずです。
・・・またこれについて、よくある話で「良い思い出より悪い思い出の方が残りやすい」というものがありますが、ある特定の人に負けたというイメージが強くなってしまうことがあります。実は勝ち越しているのに「よく負ける」というイメージが強いせいでこのように考えてしまうことが起きるのです。ここは精神的、心理的な部分ですが。
・相手がブンした
カードゲームの性質上ブン回りというものが存在します。逆に自分のデッキが思わしく回らないということもあります。
今回のお話では「果たして運だけなのか」ということが主題となっていますが、このブン回りというものがただ「運」によって生み出されたものなのか、逆に「運がなくて」自分のデッキが回らなかったのか・・・・これも後ほど詰めて考えてみましょう。
--------------キリトリ------------------
というところでいい感じに眠くなってきたのでオチます
明日につづ・・・くと思います
元気があれば・・・・orz
コメント
雑文とはいえその辺は明記しなきゃいけなかったか・・・申し訳ない
手短に
改めて今回のメインテーマは
「今まで運で負けていたと思っていたゲームは本当に運で負けていたのか?」
というもので
「真の原因を探る」ことから最終的に
「負けた真の原因を見つけ出すことで、運で負けていたと考えていただけで終わっていたゲームを、見直すことができるようになる」という結論に行き着きます
この話の意図ですが
運で負けた・・・とただ不快な気分に陥いるのはあまり良くないことです。そんな中で改めて「なんで負けたのか」を考えることから、原因と改善点を見つけ出せるようになります。そうすることで、少しでも目標立ててプレイするようになれるので、楽しくマジックできるようになれます・・・・
ということなんですがよろしいですかね?
極論「マジック勝てるようになる・負けなくなる」という話に結びつきそうなんですが「お前が言うなpgr」ということになるのは目に見えてますので、「考え方を見直して楽しくマジックしよう」というお話をしたいと思います
この辺を踏まえて帰って修正+その2を書きたい・・・です
MOで負けると異常な腹立たしさが残りますね。
MOという特殊なプレイ環境の影響もあるでしょうか。
「負けてもMTGを楽しく」と言うテーマは素晴らしい提言だと思います。
続きの記事がとても楽しみです。
それでは失礼致します。
てのはおいといて以下持論
経験上その人の「プレイングのうまさ」と「自分が負けた理由が運だと思っている比率」は見事に反比例している。つまり下手な人ほど自分が運で負けたと言っている。ただし、プレイ中に「ミスったな」と思うのは氷山の一角なので、誰かに見ていてもらうか試合を見直す(MOって便利だよね)必要がある。
結局失敗と反省の繰り返し。負けた理由を運だと言ってる様ではうまくならない、と。
・・・ん?結論が一番最後に・・・
敗北の理由が運だのいう人が強くなるなんておもわない
運ならばマジックのトップにいる人間がなぜ常勝なのか
そこに考えがいたらない
そして求める答えはマジックが上手くなりたいと願う
プレイヤーがそれぞれ思い描く理論であり、それが説明できる
=その答えを発見している
ということになる
考察する姿勢は必要で重要だが結論を導き出せない
命題であるということになる
結局、我々が現段階でだせる答えは
「結局失敗と反省の繰り返し。負けた理由を運だと言ってる様ではうまくならない、と。」
に収束しちゃうよね
どうも
上お二人がおっしゃるように負けたのは運だって言い切ってしまうのはよくないんですよね
tkほとんど言いたいこと言われてる気がして否めないんですが
あとMOは単純にプレイだけの面(サマとかコミュニケーションとかがない)しか見えないから負けたイメージが強く残りすぎる上に、Wizardsという第3者がいるから責任転嫁がしやすいというのもありますね
なんにしろ、ゲームである以上、楽しまなくてはいけませんよね
>I原様
>プレゼン
これがプレゼントかはともかくw朝読み返してみてあー・・・やっちまったって感じでしたw
>失敗と反省の繰り返し
何事もそうなりますよね。じゃないと物事は良くならないですね
>ひらぽんさん
>「結局失敗と反省の繰り返し。負けた理由を運だと言ってる様ではうまくならない、と。」に収束しちゃうよね
まったくその通りなんですよね。そうなるためには明確に「これは運のせいではなく自分のせいだ」と理解する必要がある、と思うんです。自分もゴネキャラなんで。
最近自分が今回のような負けの見直し作業をやることで、楽しくマジックできていますね。うまくなったかはともかくw